「投資すると物欲が減りお金を使わなくなる」
そういった言葉を聞くことがありますが、自分自身物欲が無くなって投資すると本当に物欲が無くなりびっくりしました。
学生時代のお金が無かった時にはあれも欲しい、これも欲しいと色々な物を欲しがっていたのを覚えているし、お金があれば何を買おうかなと2万円のベルトだったり、靴だったり、まだ投資を初めていない社会人の初めの頃はボーナスでSR400のカスタムバイクを買ったり様々な物を買って楽しんでいました。
しかし、学生時代や社会人になりたての頃よりも今の方がお金は格段に増えたはずなのに物欲は全く無くなりました。デパートに行っても、旅行に行っても、アウトレット店に行っても何を見ても欲しいと思わなくなりました。
1万円は100万円の1%無いと買えない
投資の世界にお金を置き換えると、100万円の1%の利回りが1万円なので100万円無いと1万円をもらうことは出来ません。という事は、1万円の物を買うという事は100万円無いといけないという考えになりました。1万円の価値だった物は100万円ぐらいの価値があるのか?という事を考えるようになり、本当に必要な物なのかをすごく考えるようになったので無駄遣いが無くなったんです。
その1万円の物を買ったら1万円以上のリターンがどのようにあるのか?例えばブランド物のTシャツが1万円したとして、それはどのように自分にリターンがあるのかを考えると全然必要が無い事が分かります。
しかし、仕事を快適に効率よく作業する為に必要なパソコンやキーボードやマウスだったりヘッドホンなどにはお金を妥協する事はありません。様々な種類のキーボードを試して自分に合った物を使う事で生産性が上がると結果自分にリターンが戻ってくるし、モニターが大きいと効率的に作業する事が出来ます。
また、投資して配当金が入ってきてお金からお金が生まれる楽しさを1度知ってしまうと、純粋に他の物を買うお金があるなら株を買ってお金をやしたほうがその後に様々な物を買う事が出来るという選択肢が増えるので、実際に買わなくても買える状況が出来るというのは洋服屋さんなどでどの洋服を買おうか選んで楽しんでいる状況を疑似的に作れるので「何を買おうかな?」と常に脳が喜ぶ状況を作る事が出来るのでそれだけで満足できる無敵モードに突入出来るんです。
物を買ったらお金は無くなってしまいますが、株の場合だけは配当金や株主優待品だったり持っているだけで様々な物を受け取る事が出来るし、利益が上がっていればお金を増やす事も出来ます。
とはいえ、物欲があまりになくなったので、旅行やアウトレット店やデパートに行って楽しそうに買い物をしている人を見ると、何を見てもドキドキもしない自分に少し残念な気持ちにもなるので多少は学生時代にあった物欲が戻ってくれたら人生が楽しくなるのではと思う事もあります…